「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)が「開幕」を迎え、4月19日(土)・20日(日)、石川県金沢市・金沢市営専光寺ソフトボール場を会場に、JSL所属の全12チームが一堂に会し、熱戦を展開しました。11月まで続く、長いシーズンの幕が開きました。
「2025シーズン」が開幕し、チームは「日本リーグ優勝」をめざし、「真剣勝負」を繰り広げていきますが、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」はシーズン中も継続してまいります。
この企画は昨シーズン(2024年)、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
新たなシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。「60回目」の節目となる今回は2本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、少年野球チーム「足柄HOPE」の皆さん、12名の選手たちとキャッチボールを行った動画です。
「足柄HOPE」は花王コスメ小田原 フェニックスと同じく神奈川県小田原市を中心に活動しているチームだそうです。神奈川県小田原市といえば……私たち(公財)日本ソフトボール協会・牧島かれん会長の「地元」であり、「衆議院議員」でもある柿島会長の「選挙区」(神奈川県第17区)でもあります。
牧島会長はソフトボールのさらなる普及・発展に向け、尽力されており、先日も「ソフトボール振興議員連盟」の総会で、新たに「幹事長」に就任され、2028年ロサンゼルスオリンピックで3大会連続となる「金メダル獲得」をめざす「女子TOP日本代表」を筆頭に、男子も女子もTOPカテゴリーだけでなく、ジュニアカテゴリーも、競技種別だけでなく生涯種別も、「ソフトボール全体」を盛り上げるべく奔走されています(ソフトボール振興議員連盟総会の記事詳細はこちら)。
野球もソフトボールも同じ「ベースボール型スポーツ」。野球・ソフトボールを総括する国際組織はWBSC(世界野球ソフトボール連盟)として「一緒」に活動しています。特に男子は幼少期に「野球の導入段階」として「ソフトボール」をやる子も多く、プロ野球選手でも「子どもの頃はソフトボールをやっていました」という話をよく聞きます。また、高校野球で甲子園に出場した選手が「大学生」や「社会人」となり、ソフトボールに「転向」するケースもあり、野球の広い塁間、大きなプレーイングフィールドでは「ちょっとしんどいな……」となった愛好者が、「壮年」「実年」「シニア」といった生涯スポーツとしてソフトボールを始める……といったことも珍しいことではありません。
逆に、女子TOP日本代表選手の中には、「子どもの頃は男の子と一緒に野球をやっていました」なんて選手もおりますし、過去には野球のワールドカップで優勝し、オリンピックでも金メダリストとなった選手もいたりします。
こんな「兄弟姉妹」のような競技・スポーツですので、「野球」「ソフトボール」といった競技の垣根を越えて、ともに手を携えて、さらなる普及・発展へ向け、「一緒に」取り組んでいけるといいですよね。
この動画でキャッチボールの相手を務めてくれた花王コスメ小田原 フェニックスは、日本リーグ「開幕」となる「第1節」で連勝スタート! 戦前から「優勝候補」にも挙げられており、「優勝」へ向け、順調なスタートを切りました。
(花王コスメ小田原 フェニックス「第1節」試合結果はこちら。第1戦 第2戦)
選手たちにとって「応援」は大きな「力」になります。このイベントを通じて、知り合い、つながった皆さんが、試合会場へと足を運び、選手たちに声援を送ってあげてくださると、選手たちはもっともっと頑張れると思います! 皆さんの声が、拍手が、選手たちを「強く」してくれるはずです。どうかどうか選手たちの姿を、その目で見て、肌で感じて、体感してみてください! その声援が選手たちの、チームの、大きな「励み」となり、「力」となっていくのです。そして……JSL全体を盛り上げていく「力」ともなります。皆さんの「力」でこのJSLを盛り上げてください!
2本目はVONDS市原 Emerald Green(チーム紹介ページはこちら)が、グラウンドに遊びに来てくれた「かほちゃん」とキャッチボールを行ったときの動画です。
「かほちゃん」は郡司美友選手の職場の上司の娘さんだそうで、その愛らしい姿に選手はメロメロ。この動画が撮影された3月6日が渡邉双葉選手の「誕生日」であったことから、素敵な「歌のプレゼント」までいただいたそうです。
こうした「小さなファン」がたとえ一人でも増えていくことが、とても「大切」で「重要」なことです。その「たった一人」を一人ずつ増やしていく。気の遠くなるような取り組み思えるかもしれませんが、目の前の「一人」の心を動かし、ソフトボールの魅力・面白さを伝えられないのであれば、多くの人にその魅力や面白さも伝えることはできません。まずは「一人」から。そこからすべてが始まっていきます。
「第1節」終了後、JSLのチームが能登へ復興支援のボランティアに赴きました。これも「一人」ができることは限られています。とても小さな力でしかないかもしれません。それでも……一人ひとりが被災地のことを決して忘れず、たとえ小さな力であっても、一人ひとりが「できること」を考え、行動に移していくことが「大切」であり、「重要」なことだとJSLは考えています。
大好きなソフトボールの「未来」「将来」を明るいものにしていくために、たとえ「地味」であっても、気が遠くなるような「地道」な取り組みであっても、JSLは地に足をつけて、普及活動を続けていきます。
たとえ「小さな力」であったとしても、どんなに悲しくつらい記憶であっても、それから目を逸らすことなく、他人事ではなく、自分のこととしてとらえ、思いを寄せ、何ができるかを考え、行動していくことを、JSLは忘れません。
(※能登復興支援活動に関する記事はこちら)
今回のイベントに参加してくれた「かほちゃん」と「縁」のあった郡司美友選手は、「第1節」2試合に「1番・セカンド」としてフル出場。ここまで8打数1安打とまだ「本調子」とはいえませんが、攻守に堅実なプレーを見せており、「第2節」以降、調子を上げてきてくれると思います。
また、今回、「かほちゃん」に誕生日に歌のプレゼントをもらった渡邉双葉選手は、今シーズン「エース」としての働きを期待されており、「第1節」2試合に登板し、1勝1敗の滑り出し。渡邉双葉選手の出来がチーム浮沈のカギを握っています(※VONDS市原 Emerald Green「第1節」試合結果はこちら。第1戦 第2戦)。
「第58回日本女子ソフトボールリーグ」が開幕し、11月まで「熱い戦い」を繰り広げていきます。「第1節」はJSL所属の全12チームが一堂に会して戦いましたが、「第2節」は「プラチナセクション」「サファイアセクション」それぞれのセクションに分かれての大会開催となります。開催期日はともに5月16日(金)~18日(日)の3日間、「プラチナセクション」が長野県下諏訪町・下諏訪スタジアム(試合会場はこちら 試合スケジュールはこちら)で、「サファイアセクション」が山形県山形市・きらやかスタジアム(試合会場はこちら 試合スケジュールはこちら)で開催されます。ぜひ皆さん、試合会場に足を運び、選手たちを応援してあげてください!
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara
VONDS市原 Emerald Green 公式Instagram https://www.instagram.com/vonds_soft?igsh=dGVjbDd6YWZwajEx
JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

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